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むく
殻付きのほっき貝は、まずむくことが必要ですが、貝柱が弱いため、こつを覚えれば案外簡単にできます。
くぼみのある方を手前に持ち、洋食ナイフを差し込みすべらせて貝を開きます。
貝を開いたら、身を傷付けないよう貝柱を片方ずつ切り離します。
新鮮なほっき貝が手に入ったら ・・・刺身・寿司
新鮮なものは、生のまま刺身や寿司種に使われることがあります。
また軽く湯通しして氷水でしめると色も美しく変化し、違った味わいや食感も楽しめます。
炭火で豪快に ・・・バーベキュー
貝殻が大きく丸みがあるので、貝殻の中で炭火で焼けば、おいしい焼き汁と一緒にいただけます。
バターや醤油を足せばより風味がアップ。
ただ砂があるので、一度むいてウロ(内臓)を取って砂を洗い流し、食べやすい大きさに切ってから貝殻に戻し、焼きます。
さくっとジューシーに ・・・フライ
むいた身は衣をつける前に水分をふき取ります。
揚げ過ぎると硬くなるので、さっと手早く。
うま味がお米の隅々まで ・・・炊き込みご飯(ほっき飯)
別鍋で、出汁と醤油、みりん、酒、砂糖でにんじんやごぼうなどの具を煮て、ほっき貝の身を入れたらさっと火を通します。
具と汁に分け、汁を適量加えた水でご飯を炊き、炊き上がったら具を混ぜます。
ご飯とほっき貝の身を一緒に炊き込むと硬くなるので注意。
*分量の目安(3合分)
具材の煮汁 だし400ml、醤油20ml、みりん15ml、酒20ml、砂糖大さじ2/3
炊くとき 水:煮汁=1:1 ほっき貝の身 4個
香ばしくて食欲が進む ・・・バター焼き
ほっき貝の身に塩こしょうして、フライパンにバターを熱し、色が変わる程度にさっと焼きます。
塩こしょうせず仕上げに醤油を回し入れる、食べるときにレモンを絞るなどお好みで。
さまざまな野菜やドレッシングと相性よし ・・・サラダ
ほっき貝の身は水洗いし、さっと湯通しして食べやすい大きさに切ります。お好みの生野菜の上に乗せ、好みのドレッシングでいただきます。
和風サラダにも洋風サラダにもよく合い、主役になります。
地元めしの筆頭 ・・・カレー
開いて好みの大きさに切ったほっき貝の身を、火を止める少し前に入れます。
最初から煮込んでしまうと硬くなります。
おいしいものに混ぜるともっとおいしく… ほっきわさ、ほっキムチ
わさび漬け、キムチなどがあったら、さっと湯通しして刻んだほっきの身を混ぜ込むと、日を追ってうま味が出ておいしくなります。
わさび漬けやキムチが余ってしまったとき、ほっき貝の身の消費期限を少し延ばしたいときなどにもお薦め。