守りながら獲る、獲りながら守る
漁獲サイズになるまで長い長い時間がかかるほっき貝。
むやみに獲っていたらたちまち減ってしまいます。
当組合では大切なほっき貝の資源を守るため、さまざまな漁獲のルールを決め、しっかりと守っています。
ほっき貝の漁(噴流式桁引網)
海底の砂地に水を噴射し、貝を浮き上がらせながら船で熊手状の「桁」を引き、後ろの網に入れていきます。
<漁のルール>
- 通年獲ることができますが、当組合では産卵期の5~6月は禁漁にしています。
- 北海道のルールでは7.5センチ未満の小さな貝は獲らないことになっていますが、当組合では独自ルールで9センチ未満の貝は獲っていません。
- 漁期開始前にほっき貝の資源調査を行い、その年の漁獲ノルマ(漁獲上限)を決め、その量に達したら漁を打ち切ります。
- 獲り過ぎを防ぐため、1日あたりの漁獲量、出漁する船の数も制限しています。
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